ペップ、ベリンガム獲得へ3時間の熱烈説得? メリット強調で今夏対話も本人の希望尊重
今夏、グアルディオラ監督がベリンガムの説得に動いたとスペインメディア報道
今夏の移籍市場でドイツ1部ボルシア・ドルトムントから、スペイン1部レアル・マドリードに加入したイングランド代表MFジュード・ベリンガムは、新天地加入後の公式戦10試合で10得点3アシストの大活躍を見せている。スペインラジオ局「Cadenaser」は、ベリンガムの獲得に向けてイングランド1部マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が熱心に動いていたことを報じている。
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昨シーズン、初のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を含めて3冠を成し遂げたシティ。さらなる戦力補強のために、シティはドルトムントと選手に対してビッグオファーをしたという。しかし、ベリンガムはレアルでプレーしたいという希望が明確であったため、考えが揺らぐことはなかったようだ。
それでも移籍決定まで諦めなかったシティは、最後の最後でグアルディオラ監督が説得に動いたという。記事では「ベリンガムはグアルディオラ監督からの電話を光栄に思い、感動しながら、約3時間の会話を交わした。指揮官は、その感情に訴えて母国のイングランド中を回り、尊敬と評価を得られることを思い出させた。さらに、プレミアリーグがスペインのリーグよりもはるかに大きく、個人スポンサーの数も増えるため、経済面でもメリットがあること、マンチェスター・シティには今後もCLやプレミアリーグを勝つサイクルにあること、レアル・マドリードの栄光の時間が終わろうとしていることなども伝えた」としている。
グアルディオラ監督の3時間の説得のあと、ベリンガムは感謝の思いを口にし、レアルでプレーしたい希望を明確に明かしたという。そこでグアルディオラ監督はベリンガムの決断が揺るがないことを理解するとともに、レアルでの幸運を伝えたようだ。
すでにレアルで中心選手として躍動しているベリンガムだが、この説得に応じていたらプレミアリーグやラ・リーガの順位表も変わっていただろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)