J2水戸、清水戦チケットの不正高額転売で注意喚起「悪質な詐欺行為も」「絶対に購入されないようお願いします」
クラブが公式声明
J2水戸ホーリーホックが10月15日、流通サイトなどでチケットの高額転売が確認されたと発表し、「悪質な詐欺行為も見受けられております」「このようなチケットは絶対に購入されないよう、あらためてお願いいたします」と注意喚起を行った。
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クラブ公式サイトでは「【重要】チケットの不正転売について」と題した声明を発表。「11月12日(日)清水戦チケットに関し、流通サイト等で高額での転売が確認されました。水戸ホーリーホックでは『公式試合運営管理規定』及び『Jリーグチケット サービス利用規約』において、営利を目的としたチケットの転売を禁止しております」と綴っている。
また「チケットの転売を改めてお断りさせて頂くとともに、取引されたチケットの入場禁止(座席の封鎖・QRチケットの無効化)などの手段をとらせていただく場合がございます」と言及し、悪質な詐欺行為に注意喚起も行っている。
「チケット転売仲介サイトやフリマアプリでチケットが取引(入金)された後に、出品者がQRチケットの譲渡を取りやめて、チケットを無効にするなど極めて悪質な詐欺行為も見受けられております。交換・転売により購入されたチケットにつきまして水戸ホーリーホックでは一切の責任を負いません。皆さまにおかれましては、このようなチケットは絶対に購入されないよう、あらためてお願いいたします」
チケット不正転売禁止法
※チケット不正転売禁止法では、一年以下の懲役もしくは百万円以下の罰金、またはその両方が科せられるという罰則が設けられています。
違反行為と判断した場合、チケット取得・購入者の照会を行い、必要な措置を講じてまいります。(返金を伴わない当該チケットの無効化、返金を伴わない会員資格の無効化及び退会処分など) また悪質な事案に対しては警察に通報し、然るべき対応をしていく予定です。
水戸ホーリーホック試合運営管理規定
第8条(転売等の禁止)
何人も第三者に対し、主催者の許可を得ることなく、入場券を転売(インターネットオークションを通じての転売を含む)その他の方法で取得させてはならない。ただし、家族、友人、取引先、その他これらに類する特定の関係に基づき、営利を目的とせず、かつ業として行われない場合については、この限りではない。
Jリーグチケット サービス利用規約
第13条:(禁止事項)
1.利用者は、以下の行為を行ってはならないものとします。下記の行為が判明した場合、興行主催者が自らの判断で購入済みのチケットを無効とし、チケット代金の返金を認めず、入場を認めないことがあります。既に入場している場合には退場を命じられることもあります。
a.両社から購入したチケットを、営利を目的として第三者に転売し、又は転売のために第三者に提供する行為
b.チケット券面金額より高い価格で転売し、又は転売を試みる行為、オークション又はインターネットチケットオークションにかけて転売し、又は転売を試みる行為
c.JリーグID利用規約に定める禁止事項に違反する行為
d.その他Jリーグ、興行主催者又は興行に係る施設の管理者が定める規定(Jリーグが定める試合運営管理規程を含む。)に違反する行為
(FOOTBALL ZONE編集部)