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韓国、サッカー協会がマッチメイクへの不満の声に弁明 ベトナム戦は「招待の費用を出したのではなく…」
韓国は10月シリーズでチュニジア、ベトナムと対戦
韓国代表は10月17日、水原ワールドカップ競技場での国際親善試合でベトナム代表と対戦する。FIFAランキング95位の相手とのマッチメイクに対して国内では疑問の声が上がっていたが、大韓サッカー協会(KFA)によれば、「我々が招待された立場だ」と説明しているという。韓国メディア「ASEANEXPRESS」が伝えた。
ユルゲン・クリンスマン監督率いる韓国は、ホームで行われる10月の強化試合(13日チュニジア戦、17日ベトナム戦)に向けてイングランド1部トッテナム所属のFWソン・フンミンやドイツ1部バイエルン・ミュンヘン所属のDFキム・ミンジェ、アジア大会にも出場したフランス1部パリ・サンジェルマンのMFイ・ガンインら、欧州組を含めたフルメンバーを招集した。
2026年ワールドカップ予選、来年1月のアジアカップに向け貴重な強化の場となる一方、ソン・フンミンは太ももに負傷を抱えるなど、万全とは言えないコンディションでの招集に。FIFAランキング26位の韓国に対し、同29位のチュニジアはまだしも、格下となるベトナムもマッチメイクに含まれ、欧州組の強行招集や対戦相手のレベルに疑問の声が上がった。
しかし、記事によれば、韓国の総合ニュースサイト「news1」の情報として、KFAはベトナムとの親善試合について「招待の費用を出したのではなく、先に提案を受けた試合」と説明しているという。
「10月の2連戦のうち、ホームで行われるベトナム戦に対してはサッカーファンから不満の声が上がった。レベルの落ちるベトナムとの親善試合に、敢えて招待費を出して試合を行わなければならないのか、という非難だった。これに対して大韓サッカー協会の関係者は、『試合は韓国で行われるが、我々が招待された立場だ。アジアカップなどを控えてアジアのチームとの試合の必要性を感じていたため、提案を受け入れた』と説明した。ベトナム側からすればソン・フンミン(トッテナム)、キム・ミンジェ(バイエルン)、イ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)などスターがいる韓国とのテストマッチ自体がチームの発展に役立つという判断だった」
ベトナム戦は滞在費などすべてをベトナムが持つ条件で実現したという。日本がカナダ(同44位)、チュニジアとの2連戦であることも、少なからず韓国国内で不満の声が上がる要因となっているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)