ソシエダ久保にリバプールとマンUが関心 スペインメディア注目「天文学的な金額での移籍に疑いを持っていない」
今季もソシエダで存在感
スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英に、イングランド1部の名門リバプールとマンチェスター・ユナイテッドが関心を示しているようだ。スペインのカタルーニャメディア「ElNacional.cat」が報じている。
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スペイン1部FCバルセロナの下部組織であるラ・マシアで育った久保だが、国際サッカー連盟(FIFA)がバルセロナは移籍条項違反と判定したことから、一時は日本に戻り、J1の横浜F・マリノスとFC東京でプレーした。18歳になった時には、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)、ポルトガル1部ベンフィカ、オランダ1部アヤックスといったクラブからオファーを受けていたなか、スペイン1部レアル・マドリードに加入した。
しかし、クラブにEU外選手枠が余っていなかったこともあり、久保は当時のジネディーヌ・ジダン監督によってレンタル移籍に出されることとなった。マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェを渡り歩いた久保は、昨季開幕前にレアル・ソシエダに完全移籍した。
そんな久保のキャリアを振り返った記事では、「イマノル・アルグアシル監督の下でのここまでの成長を見る限り、タケにとってはこれ以上の選択はなかった。同じことは、同様にフランス人監督につまみ出されたマルティン・ウーデゴール(現アーセナル)にも起きている。現在、タケはラ・リーガで最高の選手の1人であり、ヨーロッパでも最高の選手の1人と言えるだろう」と、現在の久保を評価している。
そして、「現在22歳であり、誰もがこのスターが、天文学的な金額で移籍することに疑いを持っていない」と、久保がビッグクラブへ移籍する可能性を伝えている。
記事によれば、「リバプールとマンチェスター・ユナイテッドは待っていない。すでに久保にコンタクトしており、彼との契約にとてつもなく強い関心を持っていることを伝えている。また、フロレンティーノ・ペレス会長も取り戻すことを考慮している」と、プレミアリーグの2クラブとレアルが久保の獲得に動き出したことを報じた。
今シーズンはソシエダでCLデビューも果たした久保だが、近い将来、ビッグクラブへと羽ばたくことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)