リバプール遠藤、エバートンとのダービー戦で先発予想 代表活動の影響で「チャンスが訪れるかも」と地元紙注目

リバプールの遠藤航【写真:ロイター】
リバプールの遠藤航【写真:ロイター】

マック・アリスターが長距離移動、ジョーンズは出場停止中

 イングランド1部リバプールは、代表活動の中断明けの10月21日にプレミアリーグ第9節でエバートンとの「マージーサイド・ダービー」に臨む。英地元紙「リバプール・エコー」の予想先発には、日本代表MF遠藤航が名を連ねた。

 リバプールは開幕から8試合で5勝2分1敗、勝ち点17で4位につけている。2試合勝利から遠ざかっているなか、中断期間を挟んで今季最初のダービーを迎える。

 この試合でリバプールは一部の主力選手を欠いて戦うことになるかもしれない。左サイドバックのスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンは、10月12日に行われた欧州選手権(EURO)予選のスペイン戦(0-2)で肩を負傷して途中交代したため、欠場の可能性が浮上している。

 そして、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター、コロンビア代表FWルイス・ディアス、ブラジル代表GKアリソンの南米組は長距離移動の末にワールドカップ(W杯)南米予選という負荷の大きな戦いのあとということもあり、その影響がリーグ戦に及ぶ可能性が指摘されている。

 アリソンに関してはブラジルでGKエデルソン(マンチェスター・シティ)の控えという状況が続いていることから、10月17日のウルグアイ戦にも出場しない可能性は高いが、ヌニェス、マック・アリスター、ディアスの3人は各チームのレギュラーだ。代表戦の疲労を考慮し、「エバートン戦でリスクを犯すことはないだろう」と予想されている。

 マック・アリスターの温存とMFカーティス・ジョーンズが出場停止中ということもあり、中盤では「フラーフェンベルフと遠藤にチャンスが訪れるかもしれない」と夏の新加入選手2人が出場機会を手にする可能性がある。

 遠藤はここまでリーグ戦5試合に出場しているが、先発は1試合のみで出場時間もトータルで110分程度にとどまっている。日本代表ではハイパフォーマンスを続けているだけに、この機会にユルゲン・クロップ監督へアピールしたいところだろう。

「リバプール・エコー」紙によるエバートン戦の予想先発は以下のとおり。

<GK>
アリソン

<DF>
トレント・アレクサンダー=アーノルド
フィルジル・ファン・ダイク
ジョエル・マティプ
コスタス・ツィミカス

<MF>
遠藤 航
ライアン・フラーフェンベルフ
ドミニク・ソボスライ

<FW>
モハメド・サラー
コーディ・ガクポ
ディオゴ・ジョッタ

(FOOTBALL ZONE編集部)



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