ブラジルメディアが日本の選手を10点満点で評価

　日本代表は10月13日、国際親善試合のカナダ代表戦を4-1の勝利で終えた。“サッカー王国”ブラジルのメディアは各選手を10点満点で評価したなか、特に際立ったのは1トップの位置に入ったFW浅野拓磨（ボーフム）のプレーだったという。

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　日本は2026年北中米ワールドカップ（W杯）のホスト国の1つであるカナダを、新潟のデンカビッグスワンスタジアムで迎え撃った。前半2分、MF田中碧（デュッセルドルフ）のミドルシュートが相手に当たってゴールイン。幸先良いスタートを切ると、相手のオウンゴールとFW中村敬斗（スタッド・ランス）の1点で前半のうちに3-0と点差を広げた。

　後半4分には、MF伊東純也（スタッド・ランス）の見事な空中“ベルベットタッチ”から、ペナルティーエリア内で裏へ抜け出した田中がネットを揺らしこの日2点目。日本は終盤に失点したものの、4-1の快勝を収めている。

　ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は、このゲームに出場した日本人選手を10点満点で採点。最高評価は2ゴールの田中（7.5）となったなか、攻守に渡る貢献度の高い選手として、「7.0」の点数で浅野にも高い評価を与えている。

「ジャガーにとって国際大会でのベストパフォーマンスの1つ。そのスピードと疲れ知らずの動きでカナダのディフェンス陣を苦しめた。相手のオウンゴールにつながるクロスを供給し、ディフェンスのミスを誘って中村のゴールを演出した」

　日本の2ゴールにつながる献身的な守備、そしてスピードを生かしたプレーは記事でも称賛されており、森保ジャパンで欠かせない存在となりつつある浅野がピックアップされていた。

　なお、ほかに浅野と同じ「7.0」の評価はゴールを決めた中村のみ。得点という結果を差し置いても称賛されている快速FWの献身性には、同メディアも高い価値を見出していたようだ。

　ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」によるカナダ戦の日本選手と森保一監督の採点は以下のとおり。

【先発出場】
大迫敬介　　　5.5
中山雄太　　　6.5
町田浩樹　　　6.0
毎熊晟矢　　　6.0
冨安健洋　　　6.0
遠藤　航　　　6.5
伊東純也　　　6.5
浅野拓磨　　　7.0
南野拓実　　　6.0
田中　碧　　　7.5（MOM／マン・オブ・ザ・マッチ）
中村敬斗　　　7.0

【途中出場】
谷口彰悟　　　6.0
伊藤敦樹　　　6.0
旗手怜央　　　6.5
川辺　駿　　　6.0
古橋亨梧　　　6.0
橋岡大樹　　　5.5

森保一監督　　6.5