中村敬斗に「極めて乱暴なタックルを敢行」 カナダ代表DFを海外糾弾「悪夢に苦しむ様子を刮目せよ」
日本はカナダに4-1で勝利、1得点の中村は負傷交代
日本代表は10月13日、国際親善試合でカナダ代表と対戦し、4-1で勝利を収めた。MF中村敬斗(スタッド・ランス)は前半42分に追加点を決めたが、後半11分に相手DFアリスター・ジョンストンの激しいタックルを受け負傷交代を余儀なくされた。スコットランドメディアは「カナダは日本にゴールを奪われた上に、ジョンストンが相手を負傷させた悪夢に苦しむ様子を刮目せよ」と見出しを打って取り上げている。
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昨年行われたカタールワールドカップ(W杯)に出場し、2026年ワールドカップ(W杯)のホスト国の1つであるカナダとの対戦は、序盤から日本が怒涛の攻め込みを見せる。開始早々の前半2分、MF田中碧のミドルシュートでいきなりの先制点を奪うと、同19分にPKを献上するも、GK大迫敬介が好セーブで阻止。前半のうちに相手のオウンゴールに加えて中村が追加点を奪い、後半4分には田中がこの日2得点目を決め、4-1で終了した。
中村は9月に行われたトルコ戦(4-2)に続き、2試合連続のゴールとなったが、後半11分にカウンターで敵陣に侵入した場面、ジョンストンが背後から激しいタックルを敢行。中村は左足首を強く踏まれる形となり、担架で運ばれて負傷交代を強いられることになった。スコットランドメディア「Football Scotland」は「カナダは日本にゴールを奪われたうえに、ジョンストンが相手を負傷させた悪夢に苦しむ様子を刮目せよ」と見出しを打ち、セルティックに在籍するジョンストンの危険なプレーに注目している。
記事では「カナダの右サイドバックは新潟で忘れられない夜を過ごした」と取り上げ、「中村の3得点目はジョンストンの責任だった」と指摘したのに加え、「中村に対して極めて乱暴なタックルを敢行、警告を受ける格好となった」と糾弾している。中村はクラブ、代表ともに好調を維持していただけに、負傷による長期離脱はなんとしても避けたいところだ。