「日本との差は埋められない」 日中サッカーの成長格差に中国嘆き「社会全体が要因か、それとも…」
カナダ代表に4-1快勝の森保ジャパン、中国メディア「日本チームの将来は明るい」
森保一監督率いる日本代表は10月13日に国際親善試合のカナダ戦に臨み、前半だけで3-0と圧倒し、最終的に4-1の勝利を収めた。中国メディアは成長を続ける日本代表チームと母国チームを比較し、「日本との差は埋められないものになってきた」と悲嘆している。
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カナダ戦では終始日本が主導権を握った。前半2分にMF田中碧が先制点を決めると、同40分に相手のオウンゴールで追加点を奪い、同42分にはMF中村敬斗の一撃で前半3-0とリードを拡大。さらに後半4分には田中がこの日2ゴール目を奪い、終盤に1失点したものの4-1と快勝した。
中国メディア「シナスポーツ」は、「カナダはほぼ崩壊の危機に瀕していた。彼らにはプレーを続ける気概がなかった。ただ、ゲームがすぐに終わることを望んでいた」と指摘。一方、直近5試合で22ゴールの破壊力を見せ、先日ドイツにも4-1と快勝して世界に驚きを与えた森保ジャパンについては、「日本チームの将来は明るい」と称賛している。
また中国代表とも比較し、広がった両国の差について言及。「代表チームを比較すると、1990年代以前はまだ日本代表に勝てるチャンスがあったが、あれから30年以上が経過し、日本との差は埋められないものになってきた。これは社会全体が要因か、それとも現在のシステムではサッカーを上手く発展させることが単に不可能なのか、熟考する価値がある」と分析を加えていた。