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完敗カナダ、3万7125人の新潟スタジアムで得た“戦利品”を現地指摘「世界の舞台での鍵となる」
日本はカナダに4-1で勝利
日本代表は10月13日、国際親善試合でカナダ代表と対戦し、4-1で勝利を収めた。カナダにとっては大勢の日本サポーターが駆けつけたデンカビッグスワンスタジアムで大量4失点の完敗となったが、現地メディアは「大観衆の雰囲気がカナダにとって世界の舞台での鍵となる」と見出しを打ち、日本との対戦を前向きに捉えている。
昨年行われたカタール・ワールドカップ(W杯)に出場し、2026年W杯のホスト国であるカナダとの対戦は、序盤から日本が怒涛の攻め込みを見せる。開始早々の前半2分、MF田中碧のミドルシュートでいきなりの先制点を奪うと、同19分にPKを献上するも、GK大迫敬介が好セーブで阻止。相手のオウンゴールとMF中村敬斗の得点で追加点を奪い、後半4分に田中がこの日2得点目を決め、4-1で終了した。
カナダにとっては敵地で大量4失点を喫する苦々しい試合となったが、現地メディア「CIBC」は「大観衆の雰囲気がカナダにとって世界の舞台での鍵となる」と見出しを打ち、「この4年間で強化を図るなか、アウェーの大観衆を前に強敵と対戦する機会は、若手が主力を務めるカナダにとって重要な礎となるだろう」と、日本との対戦を前向きに受け取っていた。
来場者数3万7125人の完全アウェーなビッグスワンスタジアムで戦った経験値こそ、若き才能を擁する今のカナダにとっては大きな戦利品となるのかもしれない。