三笘薫、不調マンUアタッカー陣の“解決策”に? 元フランス代表FWが獲得推奨「ボールを持ったときに迷いがない」
今夏加入のマウントは未だノーゴール
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは、プレミアリーグ8節を終えた時点で10位と厳しい立場にいる。クラブOBはその原因に1人のアタッカーの名前を挙げつつ、代わりに日本人MFの獲得を推奨している。
エリック・テン・ハフ監督就任2季節目を迎えた今シーズンのユナイテッドは苦境に直面。4勝4敗の勝ち点「12」で、現在10位と低迷している。英地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」はクラブOBの元フランス代表FWルイ・サハ氏の指摘を紹介した。
サハ氏はユナイテッドの問題の1つに、イングランド代表MFメイソン・マウントの名前を挙げる。今夏チェルシーから加入したマウントは、ここまで公式戦6試合に出場しているが未だノーゴールと振るわない。
「ユナイテッドは1人か2人の選手に創造力を頼っている。彼の創造性はどこにも見られない。ブレントフォード戦でも、彼の積極的なプレーは見られなかった。タイミングも悪いし、こんなプレーではチャンスは作れない」
厳しい言葉も残したサハ氏だが、「マウントはもっといい選手になれると思う」と期待も高いことを明かす。そのうえで「私たちが見た限りでは、マウントは機能していないし、カゼミーロはマウントよりも攻撃的にプレーしている。おかしなことを言うようだが、事実だ」と混乱するチーム状況に言及した。
そんなサハ氏が不足するウイングの解決策として挙げたのが、ブライトンで才能を示す日本代表MF三笘薫だった。「三笘がオールド・トラッフォードに来るのを見たいね。彼はとてもエキサイティングな選手で、ボールを持ったときに迷いがないように見える。彼のエネルギーと笑顔でプレーする姿が大好きだ。三笘は見ていて気持ちがいいし、彼の仕掛ける姿勢はどのクラブにとっても完璧だろう」と絶賛している。
サハ氏の見解では、ユナイテッドのアタッカーは「ディフェンダーを抜けないことを心配しすぎている。考えすぎだ」と指摘。その点で三笘は「考えすぎる選手もいるが、直感を頼りにしている。そのために練習場で懸命に努力してきたのが分かる。監督たちは、三笘から何を得ることができるかをよく知っている。彼はとてもエキサイティングだ」と、仕掛ける姿勢を評価していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)