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モウリーニョ監督、余剰人員の売却に前向き 「ライバルクラブへの移籍でも止めない」
「私は常にオープン」と語る指揮官 他クラブからのオファーに耳を傾ける準備も
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が、冬の移籍市場で余剰人員となっている選手たちの売却に前向きな姿勢を見せている。「オファーが適切であれば、ライバル(クラブ)への移籍でも止めない」と自身のポリシーについて語った。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。
現在のユナイテッドでは出番の限られるオランダ代表FWメンフィス・デパイ、フランス代表MFモルガン・シュナイデルラン、元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーなどが放出候補と言われている。欧州では来年1月に移籍マーケットが再開するが、指揮官は他クラブからのオファーについて耳を傾ける準備ができているという。
「私は常にオープンで、どの選手に対してのオファーも聞くよ。それだけじゃなく、選手からの話を聞く準備もしている。どんな選手も私の部屋のドアをノックする時は満足しておらず移籍を望んでいる。オファーが適切なものであれば、ライバル(クラブ)への移籍でも止めないよ」
デパイとシュナイデルランには、同じプレミアリーグのエバートンが興味を示しているという。現在勝ち点24で6位につけるユナイテッドにとって、同23で7位につけるエバートンは上位争いを繰り広げる直接的なライバルだが、モウリーニョ監督は選手の希望を尊重する姿勢を見せる。「(フアン・)マタがチェルシーを去ってマンチェスター・ユナイテッド去った時(2014年)、心理的には何の問題もなかった。常にオープンだ」と語った。
夏にMFポール・ポグバやFWズラタン・イブラヒモビッチ、MFヘンリク・ムヒタリアンなどを獲得する大型補強を展開したモウ・ユナイテッド。出番の少ない選手には移籍の可能性が浮上している。冬の移籍市場では選手の売却に専念することになるかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images