リバプール、冬の移籍市場で再び守備的MFへアプローチ? ブラジル代表22歳を「クラブは忘れていない」と英報道
22歳のブラジル代表MFアンドレに再度アプローチの可能性も
イングランド1部リバプールは、今シーズン中盤の大刷新を行っている。今夏獲得も噂された22歳のブラジル代表MFについて、クラブ専門メディアは「興味を忘れていない」と、リバプールが関心を捨てていないことを伝えた。
今夏、リバプールはアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ、日本代表MF遠藤航の3人を補強。そしてもう1人、リバプールが同時期に獲得へ興味を抱いていたのが、22歳のブラジル代表MFアンドレだ。
母国1部フルミネンセでプレーするアンドレは、今年6月に同国のA代表初出場を果たすなど注目度も高い。フルミネンセ下部組織出身で、20年にトップチームデビューしたアンドレは、今季もここまでリーグ戦20試合に出場。チームの中盤の底を支える守備的MFだ。
リバプールは現時点でアンカーのポジションとして、遠藤の活躍に期待を寄せているがここまで出場機会はそう多くない。代わりに本来のポジションではないマック・アリスターが起用されることもしばしばだ。
そうした背景も踏まえ、一時は獲得の候補に挙がったアンドレについて英地元紙「リバプール・エコー」のイアン・ドイル記者は「レッズはアンドレのことを忘れていない」と話しているという。
フルミネンセのマリオ・ビッテンコート会長は「リバプールから直接問い合わせが来た」事実を明かしている。今後の進展次第では、来年1月に再びリバプールが獲得へと動く可能性を、ドイル記者は否定していない。記事でも「長期的なプロジェクトになる可能性もあるが、このプランがあり得ることを示唆している」と報じ、冬の移籍市場の動きに注目していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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