現在は無所属で引退も視野に

　イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドはリーグ戦8試合を終え、4勝4敗と低調なシーズン序盤を過ごしている。そんななか、英メディア「スポーツ・バイブル」では、昨季までユナイテッドでプレーしたGKダビド・デ・ヘアがSNSに投稿した1枚の写真に注目し、「ユナイテッド復帰の可能性に拍車をかけている」と伝えている。

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　デ・ヘアは2011年にスペイン1部アトレティコ・マドリードからユナイテッドに加入し、長らく正守護神として君臨。公式戦545試合に出場し、190試合でクリーンシートの活躍を見せた。

　そんなデ・ヘアは昨季限りでユナイテッドとの契約満了を迎え、現在は無所属に。そんななか、自身の公式インスタグラムのストーリー（24時間で自動削除される写真・動画）を更新。マンチェスターのパデル・テニスコートでの1枚を公開した。

　この投稿を受け、「スポーツ・バイブル」紙では「テン・ハグがこの選手と再契約を試みる可能性があり、このスペイン人選手はピッチの外で高強度の単独トレーニングを続けている」と、ユナイテッド復帰の可能性について触れている。

　また、来年1月に予定されているアフリカネーションズカップにGKアンドレ・オナナがカメルーン代表として参加する場合、最大で約1か月の離脱が見込まれるため、記事内では「デ・ヘアは有効なカバー役を果たしてくれるだろう」と、デ・ヘアの復帰に太鼓判を押した。

　そして、デ・ヘアに対するファン・サポーターの声も紹介。「なんてことだ、彼とのサインが待ち遠しい」「彼が戻ってくるかもしれない」「デ・ヘアが2番手になればオナナにプレッシャーがかかる」など、デ・ヘアのユナイテッド復帰には前向きな声も上がっていた。

　昨季、プレミアリーグで最多となるクリーンシート数「17」を記録しゴールデングラブ賞を受賞。月間最優秀セーブ賞なども受賞しながら契約延長とはならなかった名手が再び“赤い悪魔”の一員としてプレーすることになるだろうか。