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「流石にCGだよな?」 引退アザールの“異種リフティング”に再脚光、ファン驚きの技術に「彼なら出来そう」
楕円形のボールをリフティングする映像に再脚光
元ベルギー代表MFエデン・アザールは、10月10日に自身のSNSで現役引退を発表した。かつてイングランド1部チェルシーでもプレーし、名を轟かせたアタッカーの衝撃のリフティング映像が、再び話題を呼んでいる。
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2007年にフランス1部リールでプロキャリアをスタートさせたアザールは、12年よりイングランド1部チェルシーに渡り、7シーズンにわたってプレー。通算352試合に出場して110得点92アシストの活躍で、見る者を魅了するドリブル技術を示してきた。
19年夏に1億1500万ポンド(約213億円)の移籍金でレアルに完全移籍したものの、怪我やコンディション不足に悩まされ4シーズンの在籍期間で76試合出場7得点と低迷。23年夏にクラブとの契約を解除して無所属となっていたが、23年10月10日、自身の公式SNSでの引退発表を宣言した。
チェルシー時代には、高い技術から繰り出されるドリブルでプレミアを席巻したアザール。そんなベルギーの名選手のレベルの高さが窺えるシーンが、引退を機に再び脚光を集めているようだ。
2019年、当時のアメリカンフットボールのプロリーグNFLの年間王座決定戦「スーパーボウル」開催を記念して、アメリカンフットボールで使用される楕円形のボールで選手たちがリフティングに挑戦する動画がチェルシー公式からアップされた。当時在籍していたブラジル代表MFウィリアン、イタリア代表MFジョルジーニョ、そしてアザールが挑戦している。
ウィリアンが10回、ジョルジーニョが4回と苦戦するなか、最後にチャレンジしたアザールは巧みにボールをすくい上げると、アメフトのボールをサッカーボールとなんら変わらないように扱って見せ、リフティングだけでなく回し技を成功。最後は正確なキックでクロスバーに的確に当ててみせた。
この映像を米スポーツ専門局「ESPN」の公式Xも回顧。すると引退を惜しむファンから「流石にCGだよな?」「この頃のアザール楽しそう」「格が違う」「人間じゃない」「ウソだろ」「アザールなら出来そう」といった声が寄せられていた。CGとの指摘もある映像だが、ファンの注目を再度集めたワンシーンだった。