「彼は傑出している」 欧州で日本代表MF復活…名門クラブOB絶賛「ベストはこれから」
今季序盤戦でスタメン外も、直近リーグ戦で好プレーの旗手にセルティックOB賛辞
スコットランド1部セルティックの日本代表MF旗手怜央は10月7日の第8節キルマーノック戦で1得点1アシストの活躍で、3-1の勝利に貢献した。現役時代にセルティックで活躍した元ウェールズ代表FWジョン・ハートソン氏は今季序盤戦でスタメンを外れていた旗手の復活を称えている。
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ブレンダン・ロジャーズ新監督の下で再出発を果たした今季のセルティック。そのなかで旗手は開幕からベンチスタートが続いていた。しかし、第6節リビングストン戦で今季初先発を果たすと、初得点もマークして存在をアピールした。そして3試合連続スタメンとなった直近のキルマーノック戦では2得点に絡んだ。
夏には去就問題も過熱していた旗手だが、9月29日にはクラブと2028年までの契約延長が決定。クラブの契約問題が解決したことでパフォーマンスが上がっているとの見方もある。そうしたなかで、ハートソン氏はポッドキャスト番組「The Go Radio Football Show」で旗手について次のように語っていた。
「彼は試合を重ねるごとに強くなっている。徐々に今の役割に慣れていっているように見える。ワンダフルな選手だ。セルティックにとってとてつもなく大きな選手が戻ってきた。以前よりもフィットして良くなってきたが、ベストな彼はまだこれからだ」
ハートソン氏はこれからまだ良くなる余地があるとしたうえで、旗手の復調は「ファンにとっても、ブレンダンにとってもいいサインだ。フィットした時の彼は傑出したミッドフィールダーだ」と絶賛。「彼は前へ出ていいパスを出せるし、得点の脅威もある」とそのポテンシャルの高さを強調していた。
セルティック加入以降、不動のMFとして活躍してきた旗手。一時期の不調を乗り越え、再びピッチでの輝きを取り戻している。
(FOOTBALL ZONE編集部)