鹿島の技巧派MFが魅せた! あまりにオシャレなヒール弾で南米王者にトドメを刺す

MF遠藤がクラブW杯準決勝の後半38分に大仕事!

 南米王者にトドメを刺したのは、あまりにオシャレなヒール弾だった。14日のFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)準決勝アトレチコ・ナシオナル(コロンビア)戦で、鹿島アントラーズMF遠藤康は1-0で迎えた後半38分、華麗な妙技を見せた。

 レフティーはMF柴崎岳の左クロスに対してゴール前へ飛び込むと相手GKアルマーニと交錯した。しかし、ボールは運良く遠藤の足元へこぼれた。これを右足のヒールキックで無人のゴールへ冷静に蹴り込み追加点を奪った。

 この追加点によって、さすがの南米王者も戦意喪失。続く同40分には途中出場のFW鈴木優磨がダメ押しゴールを奪い、Jリーグ王者が南米王者に3-0と完勝した。

 日本勢はこれまでベスト4の壁を超えることができなかったが、国内18冠を誇る名門が歴史を塗り替えた。その歴史的な一戦で生まれたこの技ありゴールも世界のサッカーファンの脳裏にくっきりと刻まれたはずだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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