大会史上初の3連覇を達成

　U-24韓国代表は、中国・杭州で開催されたアジア競技大会の男子サッカーで史上初の大会3連覇を達成した。韓国に帰国後、一部の選手が繁華街のクラブで祝福を受ける様子がネット上で出回り、賛否両論になっているという。韓国メディア「マネー・トゥデイ」が伝えた。

　韓国は24歳以下のU-24＋オーバーエイジ（24歳以上）を3枠使ったメンバー構成で、決勝で日本を2-1で下して大会3連覇を達成。金メダル獲得により、登録メンバー22人のうち20人が兵役免除を受けることになった。

　すでに帰国しているU-24韓国代表だが、高級ショッピングエリアとして知られる狎鴎亭のクラブで祝福を受ける動画がネット上で出回り、反響を呼んでいる。

　映像では「韓国代表チーム、アジア大会3連覇おめでとう」という文字や、クラブの関係者から花火を差し込んだシャンパンを選手たちが渡され、音楽に合わせて小さく踊る姿も確認できる。記事によれば、GKキム・ジョンフン、DFイ・ハンボム、DFファン・ジェウォン、FWパク・ジェヨンの4人が参加していたという。

　ネットユーザーは賛否両論だとして、記事では両方の意見を紹介している。

＜肯定派＞
「試合に負けたわけでもなく、優勝して帰ってきてオフの期間に行ったんだから、まあいいだろう」
「みんな大人だ。競技に支障さえなければなんの問題もない」
「この程度なら健全だ」

＜批判派＞
「もっと練習しろ」
「行動に気をつけなければならない」
「税金をもらって代表の試合をしに行ったのに、終わったからといってクラブに行くのか」

　韓国ファンの中には、22歳以下のメンバーで臨んだ日本に辛勝だったことに不満を漏らす者もいたという報道もあり、大会を制覇しても何かと話題が尽きない。