チャイニーズ・タイペイと対戦予定

　フットサル日本代表は10月10日、翌日に控えるAFCフットサルアジアカップ（杯）2024予選の第2戦フットサルチャイニーズ・タイペイ代表との試合に向けて前日練習を行った。前日に続き、体調不良で登録メンバー外となったGK黒本ギレルメを含めた全15選手が、14時から約1時間のトレーニングをこなしている。

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　7日の試合でオーストラリアに4-0で勝利した日本は、昨日の時点でアジア杯本大会出場を決められる可能性もあった。しかし、9日の試合で日本に敗れたオーストラリアが3-2でチャイニーズ・タイペイに勝利したため、グループ2位以内が確定しなかった。そのため、次のチャイニーズ・タイペイ戦で2位以内を決める必要がある。

　引き分け以上で勝ち点を積み重ねることができればもちろん日本の本大会行きは決まる。7点差をつけられない限り、日本の敗退はない優位な状況にあることに加えて、日本は過去10戦でチャイニーズ・タイペイに全勝している。チャイニーズ・タイペイのアジウ監督は、「日本戦は祈るしかない。前回の我々の日本戦は1-8の敗戦なのだから。日本は別のレベルだ」と、オーストラリア代表との死闘から中1日で迎える日本戦には、すでに白旗を揚げている状態だ。

　それでも木暮賢一郎監督は「選手に言ったのは『相手がどう来るかわからないが、自分たちは良いフットサルをして勝つ。そのための最大限の準備をしよう』ということ。やるべきことは自分たちがベストを尽くして、しっかり勝って次に進むこと。それは決まっています」と、気を緩めない。

　今回の活動では、珍しくチームとしてまとまった強化の時間もとることができただけに、チャイニーズ・タイペイ戦では結果はもちろんだが、取り組んできた成果が見られる試合内容も期待される。