110億円の損害覚悟? ローマFWルカクのチェルシー退団は決定的か 契約解除金67億円と英報道
ルカクはローマで今季公式戦8試合に出場して7得点
ベルギー代表FWロメル・ルカクは、今シーズン、イングランド1部チェルシーからイタリア1部ASローマに期限付き移籍している。ローマは不振にあえいでいるが、ルカク自身は加入後に結果を出しているため、シーズン終了後には完全移籍で買い取られる可能性が高まっているようだ。英紙「デイリー・メール」が報じている。
ローマに加入したルカクは、公式戦8試合で7得点を記録。セリエAで3勝2分3敗と結果が出ず、ジョゼ・モウリーニョ監督の解任が噂されるような状態にあって、ルカクは評価を高めている。
記事では、「ローマはロメル・ルカクを完全移籍で獲得する場合、チェルシーに対して3700万ポンド(約67億円)を支払わなければならない」と報じている。チェルシーはローマとルカクのレンタルを交渉する際に、67億円の契約解除条項を盛り込んだという。
今夏の移籍市場でルカクの売却を望んだチェルシーだが、ルカクはサウジアラビア1部アル・ヒラルへの移籍を拒否し、その後に買い手は現れず。一度はユベントス入りに近づいたことで、インテルへ完全移籍する道を閉ざしたが、最終的にはユベントス行きも見送っていた。
来夏になってもルカクの行き先は絞られる可能性が高く、2年前に9750万ポンド(約177億円)を支払ったチェルシーは、大幅な損益を被るもののルカク放出に動くようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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