アーセナル冨安、CF彷彿プレーと重なる“2年前の伏線回収”が話題 ファン驚き「本当になっちゃった」

冨安健洋が途中出場から決勝ゴールの起点に【写真:Getty Images】
冨安健洋が途中出場から決勝ゴールの起点に【写真:Getty Images】

シティ戦で途中出場後、決勝点の起点となる活躍が反響

 イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、プレミアリーグ第8節マンチェスター・シティ戦で途中出場し、決勝ゴールの起点となるポストプレーで1-0勝利に貢献。センターフォワード(CF)を彷彿とさせた得点シーン直前のプレーが話題になったなか、2年前のインタビューで語った言葉が注目を集め、ファンからは「伏線回収…!」などと驚きの声が上がっている。

 シティ戦でベンチスタートとなった冨安は後半30分、MFカイ・ハフェルツ、MFトーマス・パーティとともにピッチに立つと、0-0で迎えた後半41分に貴重な働きを見せる。トーマスからのロングフィードに中央を駆け上がった冨安が頭でポストプレー。その落としをエリア内でハフェルツが受け、後方に流したボールをFWガブリエウ・マルティネッリが蹴り込んで試合の均衡を破り、このまま1-0でアーセナルが勝利を掴んだ。

 DFオレクサンドル・ジンチェンコに代わって左サイドバックとして起用された冨安だったが、CFを彷彿とさせるような最前線への裏抜けとポストプレーで決勝ゴールに関与した場面が話題を呼んだ。試合後、ミケル・アルテタ監督はマークに付けた相手のポジション変更により「GKを追いかける左ウイングをしてもらった」と明かしている。

 そんな冨安のプレーを受けて、脚光を浴びているのは2年前のあるインタビュー場面だ。2021年夏、イタリア1部ボローニャからアーセナルへ加入した当時、クラブ公式YouTubeチャンネル上に公開されたもので「ベストポジションは?」と尋ねられた際、冨安は「僕にとってそれは関係ない。一番大事なのは試合でプレーすることだから。もし監督にストライカーをやれと言われたら、僕はストライカーをやるよ」と語っていた。

 シティ戦のプレーでこのコメントが改めて注目を浴び、SNS上では日本のファンから「伏線回収…!」「本当にストライカーになっちゃった」といった驚きの声が続々。海外ファンからも「トミヤスは嘘つきじゃない」「神だ」「スーパートミ」「この男を愛せずにはいられない」といった反応が寄せられ、攻撃面での貢献への反響が広がっていた。

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