アーセナル冨安に最大6試合欠場の可能性 アジア杯での離脱期間に英紙懸念「起用することはできない」
来年1月にアジアカップが開催される
イングランド1部アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋は、今シーズンリーグ戦6試合に出場している。先発出場の機会は限られているものの、守備固め要因として貴重な存在となっている。しかし、冨安は日本代表の活動でシーズン途中に離脱を余儀なくされる見込みだ。冨安が不在になる期間を英メディア「Football London」が分析している。
日本代表は2024年1月にカタールで開催されるAFCアジアカップに出場する。森保ジャパンの最終ラインに不可欠な存在となっている冨安は、前回準優勝に終わった日本代表の一員として、この大会に出場することが確実だ。
この時期にはコートジボワールでアフリカ・ネイションズカップも並行して開催される。そのため、アーセナルはガーナ代表トーマス・パーティ、エジプト代表MFモハメド・エルネニーも不在となる。
冨安の出場が有力視されるアジアカップは、1月12日に開幕して2月10日に閉幕する。プレミアリーグは1月14日から20日まで中断期間があるため、現時点で冨安の欠場が確実になっているのは、1月13日に行われるクリスタル・パレスとのロンドン・ダービーだという。
記事では「しかし、冨安が1か月不在にならなければ、それはサプライズになるだろう。森保一監督の率いるチームは、大会を優勝する最有力候補だ。彼らが決勝まで勝ち進めば、ミケル・アルテタ監督は2月10日までDFを起用することはできない。そして、この期間にアーセナルはノッティンガム・フォレスト、リバプール、ウエスト・ハムとリーグ戦で対戦する。そして、カップ戦でも勝ち進んでいれば、カラバオカップ準決勝の第2レグ、FA杯4回戦も欠場することとなる」と、最大で6試合を欠場すると伝えている。
アルテタ監督は冨安について「彼は最終ラインのどのポジションでも、どんな布陣でもプレーでき、彼のような選手はほかにいない。守備に関して、彼はもしかしたら様々な局面で私が見た中で最高の選手かもしれない」と、絶大な信頼を寄せている。昨季は惜しくもタイトルを逃したアーセナルだが、冨安ら3選手が不在の時期を乗り越え、今シーズンはタイトルを獲得できるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)