ソシエダ久保、アトレティコの堅守に苦戦も…前半終了間際にピンポイントクロスで好機演出

ソシエダでプレーする久保建英【写真:ロイター】
ソシエダでプレーする久保建英【写真:ロイター】

前半はボールタッチ26回、ドリブル成功1回

 スペイン1部レアル・ソシエダは10月8日、敵地でのラ・リーガ第9節でアトレティコ・マドリードと対戦。アトレティコが1点リードで前半を折り返したなか、先発出場したソシエダの日本代表MF久保建英は相手の厳しいマークに遭いながら、チャンスに絡んだ。

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 久保が右サイドで先発出場した一戦は、ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコが5-3-2のブロックを敷き、堅い試合を展開。そのなかで前半22分、スペイン代表MFコケのロングフィードに、ブラジル人FWサムエウ・リーノが反応。左サイドを突破し、鋭い左足シュートでそのままニアサイドをぶち抜いて先制点を奪った。

 久保が仕掛けようとすると、対峙するファーストディフェンダーのほかに、すかさずカバーが来て、縦も横も切られる状態。それでも、久保は前半アディショナルタイムに右サイドからピンポイントクロスを入れてチャンスを作ったが、スペイン代表FWミケル・オヤルサバルのヘディングシュートは枠を捉えることができなかった。

 1点ビハインドで前半を折り返したソシエダ。データ分析会社「オプタ」の数値を元にデータを展開する「SofaScore」によれば、久保は前半45分間で、ボールタッチ26回、パス成功13本中11本(成功率85%)、ドリブル成功4回中1回、ビッグチャンス創出1回、ポゼッションロスト9回という数字だった。

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