三笘薫、リバプール戦でフル出場も無得点 遠藤航は出番なし…プレミア日本人対決ならず

フル出場のブライトン三笘薫【写真:ロイター】
フル出場のブライトン三笘薫【写真:ロイター】

6位ブライトンがホームで4位リバプールと対戦

 イングランド1部プレミアリーグ第8節・ブライトン対リバプールの一戦が10月8日、ブライトンの本拠地「アメックス・スタジアム」で行われ、2-2で引き分けた。日本代表MF三笘薫はスタメン入りし、フル出場も得点には絡めず無得点に終わった。一方、リバプールの日本代表MF遠藤航はベンチスタートとなり、出番なしに終わっている。

 6位のブライトンが4位リバプールをホームに迎えるこの一戦で、三笘は今季リーグ戦6度目となる先発入り。4-2-3-1システムの2列目左サイドでの起用となった。リバプールの遠藤はベンチから戦況を見守った試合は、序盤から睨み合いの展開となったなかでブライトンが前半20分に幸先良く先制。敵陣で相手のパスをカットしたMFシモン・アディングラが意表を突く右足シュートでゴールを陥れた。

 リードを奪ったブライトンは、その後もボールを保持しながら追加点を狙うも、リバプールが反撃。前半40分、ハーフウェーライン付近でのボール奪取から速攻に転じると、ゴール前で細かくパスをつないだ流れからFWモハメド・サラーが同点弾を奪う。

 リバプールはさらに前半アディショナルタイム、敵陣ゴール前で相手のミスを突くと、MFドミニク・ソボスライが倒されてPKを獲得。これをサラーが冷静に沈めて一気に逆転に成功する。対するブライトンは、三笘が何度か相手ゴールに迫る場面もあったが思いどおりの形でボールを前に運べないまま前半を折り返した。

 後半に入り、最初のチャンスを迎えたのはアウェーのリバプールだった。同9分、敵陣右サイドから攻め崩したなか、エリア内右からソボスライがファーサイドへクロスを送ると、後半頭から出場したMFライアン・フラーフェンベルフが合わせるも、シュートはクロスバーに当たり追加点とはならない。

 リバプールペースのなかで反撃を狙ったブライトンは、左サイドの三笘にボールを集める場面が増え、相手守備陣の打開を図る。そんななかで迎えた後半33分、敵陣左サイドで得たフリーキックのチャンスで、MFソリー・マーチのキックをDFルイス・ダンクが合わせて2-2の同点に追い付く。

 勢いを得たブライトンはその後も攻勢を続け、リバプールゴールに迫るも決め手を欠き、試合は2-2のままタイムアップ。ともに勝ち点1ずつを分け合う結果になった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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