中継映像がルートンタウン本拠地スタンド最前列に注目

　イングランド1部ルートン・タウンは10月7日、プレミアリーグ第8節でトッテナムをホームに迎え撃ち、0-1の黒星を喫した。トッテナムが今季の好調ぶりを見せつけたなか、この試合では中継映像が捉えた可愛い“珍客”が話題になっている。

　今季31年ぶりの1部リーグを戦うルートン・タウン。トッテナム戦では前半から度々ピンチを迎えるも、GKトーマス・カミンスキを中心に守備陣がなんとか踏ん張りゴールを許さない。すると、前半アディショナルタイムにはトッテナムMFイブ・ビスマが2枚目の警告を受けて退場。数的優位の状況で折り返す。

　後半開始直後には、ルートン・タウンFWイライジャ・アデバヨがゴール前で決定機を迎えるも、これを決めきれず。チャンスを逃した直後の同7分に今度はトッテナムがショートコーナーからチャンスを演出し、最後にDFミッキー・ファン・デ・フェンが沈めてこれが決勝点となった。

　ルートン・タウンにとっては数的優位を生かせず悔しい敗戦となったなか、試合中にカメラがスタンドの“珍客”にフォーカス。英スポーツ放送局「TNTスポーツ」公式X（旧ツイッター）が試合当日に動画を投稿したところ、大きな反響が寄せられている。

　その映像に収められていたのは、なんとラブラドールレトリバー。後ろにいる飼い主と見られる男性に撫でられながら、ピッチを見つめている。周囲のサポーターも可愛いファンに思わず笑顔。真剣勝負が行われているすぐ側で、ほっこりした牧歌的な空気が流れている。

　この動画が公開されると瞬く間に話題になり、1日余りで654万（8日時点）もの再生回数を記録。また、コメント欄には「試合を楽しんでいる」「勝利を待ち望んでいるね」「新たなエースFWのスカウトに来たのかな」「お利口」「すごい！」といった反応が寄せられている。