旗手怜央が完全復活! 1G1Aの活躍で現地メディアが太鼓判「疑いを持った者に間違いだと証明した」
大車輪の活躍でチームの勝利に貢献
スコットランド1部セルティックは、10月7日に行われたスコティッシュプレミアシップ第8節のキルマーノック戦に3-1で快勝した。この試合に先発出場した日本代表MF旗手怜央は、先制点を挙げて2点目をアシストする1得点1アシストの大活躍を見せた。専門メディア「The Celtic Bhoys」は「ピーク時のパフォーマンスが垣間見えた」と復調を指摘している。
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今シーズンのリーグ開幕戦から先発落ちして、その後も負傷するなど苦しい時期を過ごした旗手だが、最近ではレギュラーポジションを取り戻す。しかし、パフォーマンスの低下が指摘され、特にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のラツィオ戦で1-2の逆転負けを喫した後には大きな批判を浴び、「キルマーノック戦では先発から外すべき」という声も多く聞かれた。
しかし、ブレンダン・ロジャーズ監督は旗手を先発でピッチに立たせると、旗手も期待に応える。前半22分には相手からボールを奪い、DFを翻弄する圧巻の中央突破から右足で先制ゴールを決める。さらに同33分には1タッチパスでフリーになっていたMFルイス・パルマにボールを落とし、見事なゴールをアシスト。試合後にはマン・オブ・ザ・マッチに輝いた。
ロジャーズ監督は「初めて旗手が私の下で生き生きとプレーしてくれた」と語ったが、「The Celtic Bhoys」も、「セルティックの選手が疑いを持った者たちに間違いだと証明した」という見出しを立て、旗手のパフォーマンスを称賛した。
そして「確かに旗手はここまで最高のシーズンを過ごしているとは言えない。だが、彼が過去にこのクラブにもたらしたことを忘れてはいけない。新しいブレンダン・ロジャーズ監督が来て、彼自身のコンディションの問題もあった。つまり旗手が最高のプレーを取り戻すのに時間がかかるのは自然のことだ。そしてキルマーノック戦では、ピーク時のパフォーマンスが垣間見えた」と、復調していることを指摘。
さらに「旗手は批判に対してキルマーノック戦で見せた最高級のプレーで応えて見せた。先制ゴールを挙げたが、その前には相手選手を股抜きし、複数のDFを翻弄して抜き去り、落ち着いてゴールネットを揺らしている。ゴール・オブ・ザ・シーズンの候補にノミネートされるような一撃だった。間違いなくファンタスティックであり、スコティッシュプレミアシップではなかなか見られない技術力だ」と、絶賛した。
10月の日本代表にも招集された旗手。中断前、最後の試合での活躍により、良い状態で代表活動に臨めそうだ。