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韓国代表イ・ガンインに「重要な恩恵」 優勝で得たタイトル以上の“価値”にスペイン紙注目
アジア大会決勝は1-2で日本が韓国に敗れた
U-24サッカー韓国代表が10月7日、中国・杭州で開催されているアジア競技大会の決勝でU-22日本代表を2-1で破り、大会3連覇を飾った。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、中心選手であるFWイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン=PSG)を取り上げ、「イ・ガンインが韓国とともに優勝を成し遂げ、タイトル以上の“モノ”を獲得」と報じている。
前半2分に失点をした韓国だったが、その後は日本の攻撃陣を抑えて試合の主導権を握った。そして前半27分、後半11分のゴールで逆転し、2-1で優勝を達成。大会3連覇を成し遂げた。
韓国ではアジアカップで金メダルを取った場合に「兵役免除」となることが試合前から注目されていたが、「ムンド・デポルティーボ」は「タイトルを獲得するということに加えて、この成功によってイ・ガンインには重要な恩恵がある。かつてバレンシアやマジョルカに所属し、現在はルイス・エンリケ監督の率いるPSGに在籍するストライカー、そして彼のチームメイトは、アジア大会で金メダルを獲得したすべての韓国アスリート同様に兵役免除となる」と、18か月から21か月の兵役が免除されることの意義を報じている。
今回、PSGに移籍したことで一時はアジア大会への参加も疑問視されていたイ・ガンインだが、最終的にタイトルを獲得したことで、イ・ガンインのキャリアにとって大きな意味のある大会になったと言えそうだ。