“内弁慶”のレスターがボーンマス戦で敵地7敗目 後半から岡崎出場も沈黙、地元紙「採点なし」

前節でマンC撃破の勢いを持続できず、アウェー未勝利続く 岡崎は3戦連続のベンチスタート

 日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティは、現地時間13日にプレミアリーグ第16節ボーンマス戦に臨んだが、0-1で敗戦。後半からピッチに立った岡崎も流れを変えることはできなかった。ディフェンディングチャンピオンは今季敵地で勝利がなく、7敗目(1分)を喫して、いまだ泥沼から抜け出せずにいる。

 前半34分にボーンマスMFピューに先制ゴールを許したレスターは、反撃のためハーフタイムにFWスリマニを下げて3試合連続ベンチスタートとなった岡崎を投入。さらに後半29分には俊足のFWムサ、残り8分というところでDFフートに代えてFWウジョアと攻撃的なカードを次々に切ったがゴールは遠かった。岡崎にも2度のチャンスがあったが、モノにすることができずに沈黙。前節にマンチェスター・シティを4-2で粉砕した勢いを持続させることができなかった。

 岡崎は45分間プレーしたものの、インパクトなしと捉えられたのか、英地元紙「レスター・マーキュリー」で採点はなし。3日のサンダーランド戦では途中出場で1ゴールを決めるなど調子を上げているが、ここ3試合はクラブ史上最高額となる移籍金3000万ユーロ(約37億円)で加入したアルジェリア代表FWスリマニがコンディションを上げ、先発の座を譲っている。

 レスターは16試合を終えて4勝4分8敗。勝ち点は16で暫定14位のままとなった。4勝はいずれも本拠地キングパワー・スタジアムで挙げたもので、敵地では1分7敗と内弁慶ぶりが顕著となっている。この泥沼からは、そう簡単に抜け出すことはできないようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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