契約延長が成立すれば、大幅な昇給も期待されている

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、クラブとの新契約締結が迫っているとされる。契約延長が成立すれば、大幅な昇給も期待されているという。英メディア「Football Insider」が報じた。

　プレミア挑戦2年目の三笘は、今シーズンのリーグ戦で7試合3得点3アシストとブライトンの攻撃を牽引している。この活躍を踏まえ、2025年6月までとなっている契約期間の延長を目的とした新契約締結が迫っていると現地では伝えられてきた。

　移籍の噂も出ているなかで、「Football Insider」はこの新たな契約について「クラブは契約解除条項を含めるつもりはないようだ」と指摘。この契約解除条項（バイアウト条項）があれば、設定された移籍金を提示された場合にクラブは選手を引き留めることができない。

　しかしクラブは、三笘に関してこの条項を設定しない模様で、記事ではその理由を「有力な情報筋によると『ブライトンのビジネスモデルに反するから』」と説明している。これまでもエクアドル代表MFモイセス・カイセド（→チェルシー）移籍時も契約解除条項は発生していないことも例に挙げた。

　また三笘の契約延長が決定すれば、「彼は現在、週給1万ポンド（約180万円）を稼いでいると報じられているが、新たな契約が成立すれば大幅な昇給が期待されている」と記事では昇給についても言及している。三笘の将来に関わる新契約の締結が近づいているようだ。