J2最下位の大宮、残留争い直接対決制す! 20位山口を2-1撃破…今季初の3連勝で残留に望み

ゴールを決めた大宮のアンジェロッティ【写真:Getty Images】
ゴールを決めた大宮のアンジェロッティ【写真:Getty Images】

NACK5スタジアムで22位大宮と20位山口が激突

 J2残留争いの大一番は、大宮アルディージャが望みをつないだ。10月7日の第38節でレノファ山口FCと対戦すると、大宮が前後半1点ずつを奪い2-1の勝利を収めた。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

 残り5試合となったこの日の試合前時点で、大宮は勝ち点33の最下位。一方で、残留圏の最下位にあたる20位の山口は勝ち点42で両者の差は勝ち点9。大宮としては敗れるようなことがあればJ3降格が極めて濃厚になってしまう状況で迎えた。

 立ち上がりから積極的なプレスを仕掛けていった大宮は前半15分、右サイドから攻撃参加したDF岡庭愁人がゴール前にクロスを入れると、相手のマークが混乱したところでフリーになったMF室井彗佑がヘディングシュートを決めて先制に成功した。

 ハーフタイムに2枚替えを行い戦況の立て直しを狙った山口だが、追加点は大宮に生まれた。後半11分、室井からのパスを受けたMFアンジェロッティが左足シュートを蹴り込んで2-0とリードを広げた。前節まで2連勝の山口は後半43分、古巣対決となったMF矢島慎也が左サイドからの高いクロスに対してペナルティーエリア内でフリーになると、ヘディングでのループシュートを決めて1点差に詰め寄った。

 山口は残りわずかな時間で同点を狙ったが、焦りからプレー精度が落ちる場面も見受けられこのまま試合終了。2-1で勝利した大宮は今季初の3連勝で勝ち点36に伸ばし暫定21位に浮上。残り4試合で山口と、勝ち点42で並び翌日に試合を控える19位栃木SCとの勝ち点差が6となり、厳しい状況は変わらないものの望みをつないだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング