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運命の日韓戦へ…韓国「日本より一枚上手」 元代表識者が指摘「我々がリードしている」
アジア大会の金メダル懸け7日に日韓戦、元韓国代表が両国の実力分析
大岩剛監督率いるU-22日本代表は、中国・杭州で行われているアジア競技大会のサッカー男子で決勝へ進出。2010年大会以来、13年ぶり2度目の金メダルを懸け、10月7日に韓国代表とのファイナルに臨む。タイトルを懸けた日韓戦の行方に注目が集まるなか、元韓国代表の識者は「韓国が一枚上手」と実力に見解を示している。
大会の年齢制限(24歳以下)よりも若い22歳以下の代表で今大会に臨む日本は、香港との準決勝で4-0と快勝。一方の韓国はフランス1部パリ・サンジェルマンでプレーするFWイ・ガンインらの欧州組やA代表勢も呼び寄せてるなかで順当に勝ち上がり、準決勝ではウズベキスタンを2-1で下している。
7日に行われる決勝のカードは2018年の前回大会(インドネシア・ジャカルタ)のファイナルと同じく、日韓戦に決定。日本は通算2度目、韓国は6度目の金メダル獲得を懸けて大一番に臨むなか、韓国放送局「KBS」は同国代表として127試合に出場し、オランダ1部PSV、イングランド1部トッテナムなどで活躍したイ・ヨンピョ氏の分析に脚光を当てている。
KBSの解説委員を務めるイ・ヨンピョ氏は、欧州組やA代表勢も呼び寄せる韓国に分があると見解を示し、「明日宿命の韓日戦…イ・ヨンピョ『私たちが日本より一枚上手!』」と見出しが打たれた記事では「現在の状況で両チームの戦力を客観的に比較してみると、我々がリードしている、勝利へ大きな問題はない」と持論を展開した。
それでも油断は禁物だとし、日本の要注意人物としてMF松岡大起(グレミオ・ノヴォリゾンチーノ)をピックアップ。同氏は「松岡の攻守のつながりさえ徹底的に断ち切ることができれば、相手の得意なこと1つを完全に封じ込めながら試合を進められる」と述べた。
日本はパリ五輪世代の一部主力選手を欠き、アピールが求められる国内・海外組や大学生中心の実質“Bチーム”で決勝まで進出。2018年の前回大会決勝の日韓戦では、延長戦の末に2-1で韓国が勝利する形となったなかで、今回はどちらに軍配が挙がるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)