モドリッチ、レアル退団説をアンチェロッティ否定 出番減も「彼に移籍の考えはない」
好調ベリンガムの台頭もあり、今季リーグ戦のスタメン出場は2試合に
スペイン1部レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチは今季出番が減少していることもあり、移籍の噂が持ち上がっていた。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが所属するアメリカ1部メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミが候補として取り沙汰されていたなか、レアルのカルロ・アンチェロッティ監督は38歳のベテランの重要性を強調し、移籍の可能性を否定的に語っていた。英紙「デイリー・メール」が報じている。
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モドリッチはサウジアラビアのクラブなどからのオファーも伝えられていたなかで、今年6月にクラブとの契約を1年延長。しかし、今季はここまでリーグ戦のスタメン出場は2試合にとどまるなど、出番は確実に減っている。スペインメディアでは、デイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務め、メッシやMFセルヒオ・ブスケッツなどのビッグネームが所属するインテル・マイアミがモドリッチの獲得を熱望していると報じられていた。
こうした噂が浮上していることを受け、アンチェロッティ監督がモドリッチの去就に言及。イタリア人指揮官は「私は彼が(移籍を)考えているとは思わない」と否定的なコメントを残している。
「我々は彼を重要だと考えているし、それは彼も理解している。彼に移籍の考えはないだろう。彼とは毎日話しているし、選手はプレー出来なければ満足しないことも分かっている。だが、彼はモチベーションを高く保っているし、チームに貢献してくれている。ドレッシングルームで彼ほどの影響力を持つ選手はほかにいない。彼のカリスマ性がチームメイトに影響を与えている」
アンチェロッティ監督はモドリッチが依然としてチームに大きな影響力を及ぼしている重要な選手であることを強調していた。新加入のイングランド代表MFジュード・ベリンガムが中盤で存在感を放つなかでここまでの出番は限られているが、このシーズン序盤に移籍を決断する可能性はやはり低そうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)