日本女子代表との決勝戦に駆け付けた北朝鮮の応援団に熱視線

　中国・杭州で開催されているアジア競技大会の女子サッカー決勝は10月6日に行われ、日本女子代表が北朝鮮女子代表を4-1で下し、前回大会に続く金メダルを獲得した。会場には北朝鮮の女性応援団が声援を送る姿も見られたなか、中国メディアは同点ゴールの際に中継映像で捉えられた1人の女性ファンに熱視線を送っている。

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　試合は日本が前半10分、FW山本柚月のパスを受けたMF中嶋淑乃のゴールで先制。負けじと北朝鮮は同38分、ショートカウンターからFWキム・キョンヨンが同点ゴールを奪うとその後、逆転を狙い猛攻を仕掛けた。その攻勢を耐えた日本は後半21分から6分間で3ゴールを奪い、4-1で勝利。前回大会に続く金メダルを獲得した。

　アジアの頂点を懸けた白熱の攻防が繰り広げられた決勝戦の会場には、北朝鮮の応援団が大挙して駆け付け、その中では白い帽子とTシャツ姿で声援を送る女性たちの姿も。中国大手メディア「SOHU」はこの試合の中継映像で一瞬捉えられた1人の女性ファンに熱視線を送っている。

　前半38分、FWキム・キョンヨンが同点ゴールを決めると会場は大盛り上がり。その熱狂ぶりは中継映像からも伝えられ、カメラは北朝鮮ベンチが歓喜する光景を捉えた直後、同点ゴールに思わず涙を流し自らの手で涙を拭う北朝鮮女性ファンが映し出されていた。

　奮闘する選手に声援を送るスタンドの光景が話題になるなかで、記事では「この時カメラは感動の涙を流す北朝鮮の女性ファンの美しい瞳を捉えた。彼女の顔はとても美しい」と、北朝鮮女性ファンが感情を露わにした瞬間に脚光を当てていた。