来季のルヴァンカップで“若手枠”を新たに追加 決勝を除き「21歳以下の選手1名起用」を義務化

クラブ事情によって“義務化”が悩みの種に

(1)対象選手1名以上が日本代表試合または日本代表活動(A代表、U-23、U-20)に招集され、試合日に不在の場合

(2)対象選手が試合エントリー後に怪我等のやむを得ない理由により出場ができない場合

 21歳以下の有望株は代表活動に招集される可能性があり、そうしたケースに対するJリーグの配慮のようだ。もっとも、対象選手がクラブ内で必ずしも出場機会を得ているとは限らず、そうした選手が招集された場合は逆に“足かせ”が外れるとも解釈できる。

 Jリーグの基本方針として、「21歳以下の選手1名」という縛りを設けて各クラブに若手選手の積極的な起用を促し、育成に本腰を入れようという姿勢が透けて見える。タイトルが懸かった決勝は対象外となるが、それ以外の試合では起用が義務付けられており、クラブ事情によっては悩みの種になる可能性もありそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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