来季のルヴァンカップで“若手枠”を新たに追加 決勝を除き「21歳以下の選手1名起用」を義務化
Jリーグは「若手選手の公式戦出場機会創出のため」と説明
Jリーグが13日に2017年シーズンの日程を発表し、大会方式の変更点についても発表した。J1リーグはここ2年実施していた2ステージ制を廃止し、1シーズン制に再び戻る。また、J2・J3入れ替え戦は廃止され、J2リーグ下位2クラブは自動降格、J3リーグ上位2クラブは自動昇格となる。
注目はルヴァンカップにおける二つの変更点だ。一つ目はグループステージとノックアウトステージの間に「プレーオフステージ」が新設され、4チームがACLグループステージに参戦する場合、ルヴァン杯グループステージ各2位と3位が対戦し、いずれかがノックアウトステージに進出。また3チームがACLグループステージに参戦する場合は各2位と4位、3 位同士が対戦し、勝者3チームがノックアウトステージに進出する。
また二つ目は「21歳以下の選手を1名以上先発に含める(決勝を除く)」というもの。これらについて、Jリーグでは「グループステージの最終節まで順位争いをすることで試合の質をより高めるため」「若手選手の公式戦出場機会創出のため」と理由を説明している。
もっとも21歳以下の有望株が、A代表や世代別代表に招集されるケースや怪我で離脱するケースも考えられる。そうなった場合を踏まえて、Jリーグは「但し、以下の場合は出場義務を負わない」として、次のような説明を加えている。
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