「北朝鮮が大接戦」 アジア大会女子サッカー決勝、日本との前半戦を韓国報道「頂点に立とうと懸命に戦っている」

日本女子代表と北朝鮮女子代表は1-1で後半に突入【写真:ロイター】
日本女子代表と北朝鮮女子代表は1-1で後半に突入【写真:ロイター】

前半は1-1と互角の戦い

 日本女子代表は10月6日、中国・杭州で行われているアジア競技大会の女子サッカー・決勝戦で北朝鮮と対戦。同じアジアの韓国メディアは「北朝鮮が大接戦」と前半の健闘を伝えている。

 前半10分、右サイドからFW山本柚月が逆サイドで背後を取ったMF中嶋淑乃に絶妙なラストパス。中嶋は飛び出してくるGKを上手く外してシュートを放ち、日本が連覇へ向けて幸先の良い先制点を奪った。

 しかし、北朝鮮の圧力に押し込まれる展開で前半38分に失点。1-1のまま試合を折り返した。ここまでの試合展開を韓国のニュースサイト「エキスポート・ニュース」も報道。「決勝に進出した北朝鮮が大接戦」と取り上げ、日本を苦しめる北朝鮮に脚光を当てている。

「北朝鮮は終始日本を圧倒し、会場の雰囲気を味方に付けている。韓国女子代表をタフなサッカーで下した北朝鮮は、日本を抑えアジアの頂点に立とうと懸命に戦っている」

 前半はサイド攻撃から押し込まれるなかで苦しんだなか、それでも日本が後半21分にコーナーキックから勝ち越しゴールを奪っている。

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