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韓国、ウズベキスタンサッカー連盟の試合レポートに注目 使用写真を疑問視「加害者ではなく被害者にしようと…」
ウズベキスタンサッカー連盟の公式サイトに掲載されたレポートが話題
中国・杭州で行われているアジア競技大会の男子サッカーは、10月7日の決勝カードが日本代表対韓国代表に決まった。韓国は準決勝ウズベキスタン戦で2-1と接戦を制したが、負傷者が出たことも受け、ウズベキスタンのラフプレーに対して非難の声が上がっている。韓国メディアは、ウズベキスタンサッカー連盟のニュースに注目している。
韓国は2-1とリードして迎えたウズベキスタン戦の後半17分、FWオム・ウォンサングが突破を図ったところ、相手DFイブラヒムカハイル・ユルダシェフに激しいタックルを受けて足首を負傷。直後の同21分にピッチをあとにすることになった。
しかし、それ以外にもウズベキスタンのラフプレーはあった。後半27分には2枚目のイエローカードで退場となったウズベキスタンMFアブドゥラウフ・ブリエフが接触でピッチに倒れ込んだところで両チームの選手が入り乱れた際、ウズベキスタンDFアリベク・ダブロノフが途中出場の韓国FWソン・ミンギュに詰め寄り、審判に見えないように左手で背中あたりにパンチを入れた。これには、ソン・ミンギュもヒートアップして相手に詰め寄り、一触即発となった。
そのなかで、韓国の総合ニュースサイト「ニューシス」はウズベキスタンサッカー連盟が10月5日に公式サイトにアップした韓国戦の結果報道を取り上げている。
「注目すべき点は写真の配置だ。韓国戦で主将のジャスルベク・ジャロリディノフが決めた直接フリーキック弾のシーンが最上段に置かれた。その下に(スタッフと選手の)集合写真が続き、DFイブラヒムカハイル・ユルダシェフがドリブル突破を図る写真、ファウルを受けて倒れる写真が貼られた。その下には再びジャロリディノフが登場しており、ユルダシェフはジャロリディノフと同じ比重で扱われたわけだ」
記事では、ウズベキスタンサッカー連盟のニュース構成に疑問を呈している。
「韓国の立場からすると、このような写真配置に疑問を抱かざるを得ない。ユルダシェフは韓国戦でこれといった活躍ができなかった。しかも、韓国FWオム・ウォンサングにタックルを食らわせて負傷させた選手だ。ウズベキスタンサッカー連盟は、ユルダシェフのハードタックルを正当化しようとする意図が窺える。さらに、ユルダシェフが倒れる写真を載せた点では、ユルダシェフを加害者ではなく被害者にしようとする意図まであるように見える」
少々ナーバスになりすぎている印象もあるが、韓国としては負傷者も出たとあって黙ってはいられなかったようだ。