SNSを駆使するピケが既存メディアに苦言 「彼らは真実より即時性を優先させている」

誠意を持ったジャーナリストの存在にも言及

「SNSの普及は止まらないから、選手の生活に組み込まれている。一般の人々や有名な人たちとコミュニケーションする新しい方法だよね。選手自身もますます(自分を伝達する)力を持っていて、メディアをあまり利用していないよね」

 このように指摘したピケは、「広く読まれているスポーツ新聞より、SNSを信じてくれるフォロワーがもっといる」と話した。それと同時に「誠意を持って正しいジャーナリズムに臨んでいる人がいるのは知っている。だから多くの人が、由緒正しいメディアも読んでいるんだけどね」と、信頼性ある既存メディアが存在することにも触れている。

 ピケの語ったメディアと選手の関係性は今後も大きなテーマとなりそうだが、情報を知りたいというファンの需要が過熱するなか、どこで“落としどころ”を作ることになるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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