ウズベキスタンの“暴力サッカー”、相手選手の背中にパンチ一発が発覚…韓国指摘「審判に見えないところで拳で…」

韓国メディアがウズベキスタン戦での見えない暴力被害を指摘【写真:Getty Images】
韓国メディアがウズベキスタン戦での見えない暴力被害を指摘【写真:Getty Images】

ウズベキスタンMFアブドゥラウフ・ブリエフが韓国FWソン・ミンギュを挑発

 中国・杭州で行われているアジア競技大会の男子サッカーは、10月7日の決勝カードが日本代表対韓国代表に決まった。韓国は準決勝ウズベキスタン戦で2-1と接戦を制したが、負傷者が出たことも受け、韓国メディアはウズベキスタンのラフプレーに注目。FWソン・ミンギュが審判に見えないところで、パンチを受けていたという。

 大会最多優勝5回を誇る韓国は、ウズベキスタンとの一戦をMFチョン・ウヨンの2得点により2-1で勝利。この結果、10月7日に行われる決勝のカードは2018年インドネシア・ジャカルタ大会のファイナルと同じく、日韓戦に決定。日本は通算2度目、韓国は6度目の優勝を懸けて臨む。

 韓国はFWオム・ウォンサングがウズベキスタン戦の後半17分に突破を図ったところ、相手DFイブラヒムカハイル・ユルダシェフに激しいタックルを受けて足首を負傷。直後の同21分にピッチをあとにすることになった。

 しかし、それ以外にもウズベキスタンのラフプレーはあり、韓国紙「朝鮮日報」は「ウズベキスタン、選手が審判に隠れてソン・ミンギュに拳で…」と見出しを打って取り上げている。

 後半27分、ウズベキスタンMFアブドゥラウフ・ブリエフが2枚目のイエローカードで退場となったシーン、ブリエフが接触でピッチに倒れ込んだところで両チームの選手が入り乱れたが、ウズベキスタンDFアリベク・ダブロノフが途中出場の韓国FWソン・ミンギュに詰め寄り、審判に見えないように左手で背中あたりにパンチを入れたのだ。

 これには、ソン・ミンギュもヒートアップして相手に詰め寄ったが、記事では、「アリベク・ダブロノフがソン・ミンギュを審判に隠れて殴る場面が中継カメラに捉えられた。混乱した状況でダブロノフがソン・ミンギュに密着すると、審判がほかのところを見ている間に拳でソン・ミンギュの背中を一度殴った。ソン・ミンギュがダブロノフに抗議すると、ダブロノフは今度はソン・ミンギュの胸の付近を強く押した。その後、ダブロノフは謝罪するかのようにソン・ミンギュの顔に片手を当てて、再び手に力を入れて顔も押した」とレポートしている。

 韓国ファンの間では、「暴力サッカー」「ギャングサッカー」とウズベキスタンを非難する声が上がっており、反響を呼んでいる。

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