香港ファンは「逆転勝利を期待していた」 アジア競技大会ベスト4敗退も…日本戦の健闘を母国称賛「良くプレーした」
U-22日本代表と対戦し0-4で敗れた
U-24香港代表は10月4日、中国・杭州で行われているアジア競技大会のサッカー男子・準決勝でU-22日本代表と対戦し0-4で敗れた。初のベスト4まで勝ち上がった母国は、日本戦でも大きな盛り上がりを見せていたようだ。
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グループリーグはウズベキスタン、シリア、アフガニスタンと同組だった香港。しかし大会直前にシリアとアフガニスタンが出場を辞退したため、開幕前に決勝トーナメント進出を決まった。
決勝トーナメント1回戦ではパレスチナを1-0で破り、1958年大会以来のベスト8進出を決める。準々決勝ではFIFAランクで120位も上のイラン(同21位)を1-0で破る番狂わせを起こし、準決勝へと駒を進めてきた。
さらにダークホースと称された香港は、準決勝の日本戦でも逞しい戦いぶりを見せる。ここまで大量得点で勝ち上がってきた日本に対し、前半1失点の0-1で折り返す。しかし後半に入ると流れが一気に日本へ。45分で3失点を食らい、0-4という結果で最終的に敗退が決定した。
母国メディア「香港01」は、国内のショッピングモールの広場に集まり試合観戦したファンの動向を取材。前半、失点を「1」に抑えて折り返したファンの様子を「多くの人は香港が前半はよくやっていたと思い、後半は同点、あるいは逆転勝利を期待していた」と報じている。
ショッピングモール広場の大きなテレビ前には、「100人近い観客が拍手と歓声を上げていた」という。その後、失点を重ね敗れた母国を「香港01」は「香港男子サッカーチームは準決勝で日本に敗れた。ファンはそれでも『良くプレーした』」と快進撃を信じ続けた多くのサポーターの存在を明かしていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)