封殺の三笘薫に「勝ち目はなかった」 ブライトン大敗へ追いやったSBを元英代表絶賛

ブライトンの三笘薫【写真:ロイター】
ブライトンの三笘薫【写真:ロイター】

シアラー氏が今節のベスト11選出、アストン・ビラSBを称賛

 イングランド1部プレミアリーグの第7節が終了。元イングランド代表FWアラン・シアラー氏によるベストイレブンには好調ブライトンを6-1で粉砕したアストン・ビラから最多3選手、王者マンチェスター・シティに2-1で競り勝ったウォルバーハンプトンから2人が選出された。

 波乱の多かった今節のプレミアリーグ。スペイン代表MFロドリを欠いたシティは下位のウォルバーハンプトンに足をすくわれて今季初黒星。トッテナム対リバプール戦ではリバプールが2人の退場者を出したうえに、FWルイス・ディアスの先制点が誤審によって取り消され、最終的にはオウンゴールで決勝点を献上するという不運に見舞われた。

 さらに日本代表MF三笘薫が所属するブライトンは敵地でアストン・ビラに惨敗し、低迷中のマンチェスター・ユナイテッドはクリスタル・パレスに敗れて早くも今季4つ目の黒星がついた。

 プレミアリーグ公式サイトで元イングランド代表FWシアラー氏が今節のベストイレブンを選出。ブライトンを圧倒したアストン・ビラからは右サイドバック(SB)のポーランド代表DFマティ・キャッシュ、スコットランド代表MFジョン・マッギン、イングランド代表FWオリー・ワトキンスと最多3選手が名を連ねた。今季5勝目を挙げたウナイ・エメリ監督率いるアストン・ビラは5位に浮上。7位フィニッシュだった昨季がフロックでなかったことを証明している。

 シアラー氏はキャッシュについて「ワトキンスの先制点で重要な影響を及ぼし、守備の仕事も果たした。三笘薫に勝ち目はなかった」とアシストで見せた攻撃面での貢献と、サイドで三笘を完全に抑え込んだ守備力を絶賛していた。マッギンは「経験が大きな影響力を与えた。中盤を支配していた」とその影響力の大きさを強調し、3得点を決めたワトキンスのことは「ハットトリック・ヒーロー」と称していた。

 シティを下したウォルバーハンプトンからはDFクレイグ・ドーソンとFWペドロ・ネトの2人が選出。無敗を維持するアーセナルからはノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールらも名を連ねていた。

 シアラー氏が選ぶプレミアリーグ第7節のベストイレブンは以下のとおり。

GK
サム・ジョンストン(クリスタル・パレス)

DF
マティ・キャッシュ(アストン・ビラ)
ヨアキム・アンデルセン(クリスタル・パレス)
クレイグ・ドーソン(ウォルバーハンプトン)
レヴィ・コルウィル(チェルシー)

MF
ジャロッド・ボーウェン(ウェストハム)
ジョン・マッギン(アストン・ビラ)
マルティン・ウーデゴール(アーセナル)

FW
ミゲル・アルミロン(ニューカッスル)
オリー・ワトキンス(アストン・ビラ)
ペドロ・ネト(ウォルバーハンプトン)

(FOOTBALL ZONE編集部)



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