「中国が屈辱的な4失点」 日本女子代表、圧倒的攻撃力に韓国も反応「カミソリのように鋭かった」
前半怒涛の4点を奪った日本女子の強さに海外反応
中国・杭州で行われているアジア競技大会に参加している日本女子代表は、10月3日の準決勝で中国女子代表と対戦し4-3で勝利を収めた。同じアジアの韓国メディアが、「中国が屈辱的な前半4失点」「北朝鮮と金メダルをかけて激突」と日本の決勝勝ち上がりに注目している。
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準々決勝でフィリピン女子代表を8-1で下すなど、攻撃陣が好調を維持する日本。中国戦でもFW中嶋淑乃の得点で幸先良く先制に成功する。前半20分に一度中国に追い付かれるも、前半のうちにMF谷川萌々子、FW千葉玲海菜、DF古賀塔子が得点を決めて3点のリードで前半を折り返した。
しかし後半に入ると、中国が反撃を開始。同10分、15分とCKから立て続けに失点し、1点差まで詰め寄られてしまう。日本は耐える時間帯が長くはなったが、それでも粘り強く守り切り開催国を4-3で破って決勝進出を決めている。
6日の決勝カードは日本と北朝鮮女子代表と決まったが、これに対し韓国紙「朝鮮日報」も反応。「中国は屈辱的な前半4失点のなかで、4-3の激戦を落とした」と取り上げ、日本の攻撃力の高さについて報じた。
一時大量リードを奪った日本の前半戦を「日本の反撃が光った前半だった。中国の攻撃は平凡だったが、日本の攻撃はカミソリのように鋭かった。日本のゴール奪取力は抜群だった」と絶賛している。
また、後半に2点を返し意地を見せた開催国・中国についても「中国はすべてを出し切った。しかし力及ばず、日本が4-3で勝利した」と試合経過を報道。そのうえで「若い選手主体の日本女子サッカーチームが、ベテランの多い中国女子サッカーチームを下した。日本はアジア大会の決勝に進出し、北朝鮮と金メダルをかけて激突する」と、チーム構成の違いを挙げつつ、決勝カードにも注目をしていた。