パリ五輪世代GK鈴木彩艶の招集理由「代表の戦力にふさわしい」 森保監督が明かす世代間のコミュニケーション「情報を共有して…」
前川、鈴木が久々の選出
JFA(日本サッカー協会)は日本代表が10月に行う国際親善試合のメンバー26人を発表した。9月のメンバーが軸となったなかで、GK陣では久々の招集となる前川黛也(ヴィッセル神戸)、鈴木彩艶(シント=トロイデン)も名を連ね、森保一監督は「いいパフォーマンスをしているということで、代表の戦力にふさわしいと選んだ」と選出理由を明かしている。
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MF堂安律(フライブルク)とMF鎌田大地(ラツィオ)が落選した一方、MF南野拓実(ASモナコ)がカタール・ワールドカップ(W杯)以来の復帰となった。GK陣は大迫敬介(サンフレッチェ広島)が順当に選ばれたほか、前川、鈴木がA代表で久々の招集となる。
森保監督は「前川はJリーグの首位に立っているチームでゴールマウスを守りいいプレーをしている。彩艶は移籍したシント=トロイデンで試合に出続けて高パフォーマンスを見せてくれているので招集した」と、各クラブで好調を維持する2人について語った。
特に現在21歳の鈴木はパリ五輪世代であり、U-22日本代表の大岩剛監督とは「メンバーの候補等でリストを共有してコミュニケーションを取っている」と年代別との密なやり取りもあると明かす。「山本(昌邦)ダイレクターも含め、大岩監督との直接のコミュニケーションも、山本さんが間に入ってどう選手を動かしていくかも情報を共有して動いてもらっている」とした。
日本代表は13日にカナダ代表(デンカビッグスワンスタジアム)と、17日にチュニジア代表(ノエビアスタジアム神戸)と対戦予定。安定したパフォーマンスをキープする2人のGKの活躍にも注目が集まる。