ミランがローマとの上位対決に0-1と敗戦 本田は2戦連続の途中出場も不発
地元メディアで先発予想もベンチスタートに…
日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは現地時間12日に敵地ローマ戦に臨み0-1で敗れた。ベンチスタートの本田は1点ビハインドの後半39分から出場したが、インパクトを残すようなプレーはできずに試合終了のホイッスルを聞いた。
試合前日までは左ウイングでのスタメンが濃厚とされていた本田だが、ふたを開ければベンチスタートとなった。イタリア衛星放送局「スカイ・イタリア」は、「試合開始3時間前に(ヴィンチェンツォ・)モンテッラ監督はニアングをスタメンにして本田を外すことを決断した」とレポートした。また、MFアンドレア・ベルトラッチが今季開幕の8月21日のトリノ戦で途中出場から5分で負傷交代して以来、今季2試合目の出場をスタメンで迎えた。
ミランはそのベルトラッチが決定機を演出した。前半26分に縦パスをうまく相手の間で受けたベルトラッチが前を向くとスルーパスを供給。抜け出したFWジャンルカ・ラパドゥーラがローマGKヴォイチェフ・シュチェスニーに倒されてPKを獲得した。しかし、このPKをミランFWエムベイエ・ニアングが右に狙うとシュチェスニーに読み切られてストップされた。ニアングは前節のクロトーネ戦に続く2試合連続のPK失敗となった。
一方のローマも同36分にロングボールに抜け出したFWエディン・ジェコがミランGKジャンルイジ・ドンナルンマとの1対1でシュートを枠外に外し得点ならず。前半残り5分を切ったところで、右のアタッカーで起用されたMFブルーノ・ペレスが負傷退場し、FWステファン・エルシャラウィと交代になるアクシデントにも見舞われた。結局、両チームとも1度ずつのビッグチャンスを逃して前半は0-0で終了した。
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