GK前川黛也のA代表選出に武藤嘉紀も祝福「マジか!」 本人も意気込み「ファンやサポーターのおかげでプレーできている」
神戸GK前川が約2年半ぶりの選出
日本代表は10月13日にカナダ代表(デンカビッグスワンスタジアム)と、17日にチュニジア代表(ノエビアスタジアム神戸)と対戦する。試合へ挑む26人の招集メンバーが発表され、ヴィッセル神戸GK前川黛也が約2年半ぶりの選出となった。
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現在29歳の前川は、2017年より関西大学からヴィッセル神戸に加入。父親も元サッカー日本代表でプレーした前川和也氏だ。韓国代表のキム・スンギュの存在もあり、神戸1年目は出番に恵まれなかったが、翌年にJリーグデビュー。20年シーズン以降は出場機会を増やし、今シーズンはここまでJ1リーグ戦29試合すべてに出場して首位を走るチームのゴールマウスを守っている。
そんな前川は21年3月の国際親善試合、AFCアジアカップ中国2023予選以来のA代表入り。久々の招集に至った経緯を「前川はJリーグの首位に立っているチームでゴールマウスを守りいいプレーをしている」と明かしている。
神戸公式X(ツイッター)では、選出された瞬間の前川、トレーニング中の同僚らの反応の映像を公開。スタッフから発表された際には仲間が拍手で驚きと祝福の反応を見せている。
代表経験もあるFW武藤嘉紀も、前川と握手を交わし「マジか!」と一言笑顔で思わずl声を漏らした。前川へのインタビューでは、自身の代表選出について「また、こうして日本代表に選ばれることができてすごく光栄です」と話す。
クラブのホーム“ノエスタ”での試合がある点も踏まえ、前川はサポーターたちへ「こうして日本代表に選ばれることができたり、神戸を背負ってGKとしてプレーできているのも、本当にファンやサポーターのおかげでプレーできているし、自分自身が(代表に)選ばれたと思っているので皆様に元気な姿を、そしてプレーしている姿を見せたい思っているので代表でも頑張っていきたいと思います」と意気込みを語っていた。