川﨑MF橘田健人「入ってくれ」 チームを救ったゴラッソで誓うさらなる飛躍「今後もこういう活躍を」
後半44分に決勝ゴールを挙げた
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)第2節の川崎フロンターレと蔚山現代(韓国)の一戦は、試合終盤まで0-0のままだった。両チームの選手たちにもスコアレスドローが頭をよぎっていたであろう後半44分、先制点が決まった。決めたのは、この試合で川崎フロンターレのキャプテンを務めていたMF橘田健人だ。
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川崎が相手陣内に攻め込んだなか、途中出場していたFW遠野大弥のポストプレーから、落としのパスを受けた橘田は思い切り右足を振り抜き、ボールをゴール左隅に叩き込んだ。このゴールが決勝点となり、川崎は連勝。グループの首位に立った。
自らの決勝点で掴んだ勝利について、橘田は「本当にずっと勝てていなかったので、今日、ホームで勝つことができて本当に良かったなと思います」と、連勝を喜んだ。そして、等々力陸上競技場が歓喜に包まれたゴールについては「もらう前から、落としを声出して呼んでいて、いい落としが来たので『入ってくれ』と思いながら、思い切り振り抜いたらいいコースに飛んでくれたので良かったです」と、振り返った。
前半から多くのチャンスを作っていた川崎だったが、なかなか得点機を生かせなかった。それでも橘田は「試合前から簡単な試合にはならないと思っていました」と言い、「最後まで全員が集中して戦いきったからこそ、勝つことができたのだと思います」と、胸を張った。
今季はピッチに立てない時期もあったが、ACLの舞台でチームを勝利に導く活躍を見せた。「直接、自分のゴールで勝たせることができたのは、本当に特別な思いになりますし、今後もこういう活躍をして、チームの勝利に貢献したいと強く思いました」と、さらなるチームへの貢献を誓った。