「日本にいた時より…」 MF江坂任が韓国で得た新たな成長、ACLで実感したJとの違い「Kリーグはフィジカル的」
浦和から蔚山現代へ移籍した江坂がACLで川崎と対戦
昨年12月にJ1浦和レッズから完全移籍で韓国の蔚山現代へ移籍したMF江坂任にとって、10月3日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)第2戦の川崎フロンターレ戦は、久しぶりの日本でのゲームだった。
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「ほとんどの人は自分が韓国でどういう状況か、Kリーグも見る機会がないので分かっていなかったと思います。この10か月、Kリーグで頑張っているよという部分を見せたかった」と、この試合に臨むにあたっての心境を振り返った。
今シーズンのKリーグで16試合に出場2得点2アシストを記録している江坂は、右サイドハーフで先発出場し、試合の途中からはトップ下に移った。「(右サイドの時は)マルシーニョ選手の背後が空くので、トップ下の選手と僕とでうまく使おうという話でした。うまく使いながら攻撃することはできていましたし、チームとしても後半の途中くらいまではいい戦いができていました。相手にやりたいことをあまりやらせず、自分たちにチャンスがあったので、そこで1点取れればよかったのですが決定力の差が出ました」と、後半44分までプレーした試合を振り返った。
あらためてJリーグのクラブと対戦し、「やっぱりKリーグはフィジカル的で、1対1、セカンドボールのところが多くなる」と感じた江坂は、「そこは日本にいた時よりは強度を増したと思いますし、Kリーグで成長した部分だと思います」と、隣国でプレーするなかで新たな強みを得ていると語った。
この試合では大宮アルディージャや柏レイソルでチームメイトだったMF瀬川祐輔とピッチ上で再会したが、同じく大宮でのチームメイトだったMF家長昭博はベンチ外となり対戦は実現しなかった。川崎とは第6戦で、ホームで対戦することになる。「(今日も)アキさんが出てくるかなと思いましたけど、出てこなかったので。次は対戦したい」と、12月に控える試合への期待を口にした。