久保建英が「スペースへ放り込んだ」 CL初アシストの絶妙な“パスセンス”をスペイン称賛「自然なカウンターの頂点」

ソシエダの久保建英【写真:Getty Images】
ソシエダの久保建英【写真:Getty Images】

ザルツブルク戦で2-0の勝利を収めた

 スペイン1部レアル・ソシエダは10月3日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第2節でオーストリアのザルツブルクと対戦し、2-0の完勝を収めた。日本代表MF久保建英は右ウイングで先発してCL初アシストをマーク。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は久保のアシストについてスペースを生かしたパスを称えている。

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 バスクダービーから中2日の厳しい日程でも、ソシエダは最高の前半を見せた。前半7分、スペイン代表MFブライス・メンデスのスルーパスをFWミケル・オヤルサバルがしっかり決めて先制。そして、久保が魅せたのは前半27分だった。自陣でボールを奪い返してカウンターを発動。久保は前線のメンデスへピンポイントのパスを通した。そのままメンデスは自ら約60メートル持ち上がって、久保とオヤルサバルをおとりに使いながらゴール。このリードを守り切って初白星を飾った。

 厳しいコンディションでもしっかりと結果を残した久保について、「ムンド・デポルティーボ」は「ブライスのゴールは自然なカウンターの頂点だった。同僚たちが久保のアウトサイドを可能にして、久保はブライスを生かしてスペースへ放り込んだ」と、そのコンビネーションとパスセンスを称えた。

 嬉しいCL初アシストとなった久保。過密日程をこなしながらも開幕から続く好調を維持している。

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