冨安は右SBで先発出場

　イングランド1部アーセナルは10月3日にUEFAチャンピオンズリーグ（CL）グループリーグ第2節でRCランスと対戦し、1-2で敗れた。日本代表DF冨安健洋は右サイドバック（SB）としてCL初先発。決定機を迎えたが、決め切ることはできなかった。

　アーセナルは前半14分、FWガブリエル・ジェズスのゴールで先制。だがその後、同25分にMFアドリアン・トマソンに決められて追い付かれると、後半24分には右サイドからのクロスをFWエリー・ワヒが直接合わし、勝ち越された。

　手痛い1敗を喫したアーセナル。そのなかで冨安は1-1の後半に決定機に絡んだ。左コーナーキック（CK）から強烈なボレーシュートを放つも不運なことに惜しくも相手GKの正面。これを決め切れずに悔やんだ。アーセナルの公式ホームページでは試合後のインタビューが伝えられた。

「僕たちにとって簡単な試合ではないことは分かっていた。たくさんのチャンスを作ったが、得点することができなかった。僕はゴールを決められる大きなチャンスがあったけど、決めることができずとても残念だし、ゴールしなければならなかった。GKが反応しなかったのでチャンスの瞬間だと思った。ネットに入れる必要があった。次は必ず決めたい」

　プレミアリーグでは次節王者マンチェスター・シティと対戦する。「間違いなく、我々にとってビッグマッチになる。次のことに集中して、やるべきこと、できることをすべてやらなければならない」と気合を込めていた。