日本女子代表、アジア大会V3へ王手 開催国・中国を4-3撃破…北朝鮮と決勝で激突
前半に4得点、1点差まで詰め寄られるも完全アウェーの一戦をモノに
日本女子代表は10月3日、中国・杭州で行われているアジア競技大会の準決勝で中国女子代表と対戦し、4-3で勝利した。優勝した前回大会に続きファイナルへと駒を進め、6日の決勝戦で北朝鮮とタイトルを懸けて激突する。
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準々決勝でフィリピン女子代表を8-1で下した日本の攻撃力はこの日も冴えわたった。前半12分、MF山本柚月が右サイドを突破し、ゴール前へ送ったクロスをファーサイドでFW中嶋淑乃が押し込み、幸先良く先制する。
その8分後、コーナーキック(CK)の流れから同点に追い付かれるも同31分、MF谷川萌々子が左サイドからエリア内まで運び右足で勝ち越しゴールを奪取。4分後には山本のパスに走り込んだFW千葉玲海菜が加点すると、同43分にもCKからDF古賀塔子が決めて3点リードでハーフタイムを迎えた。
後半に入ると、一転して中国が反撃。同10分、15分とCKから立て続けに失点し、1点差まで詰め寄られてしまう。その後も勢いに乗る中国の攻勢を前に、日本は耐える時間が続いた。それでも粘り強く守り切り、開催国の中国ファンが大声援を送る完全アウェーの一戦をモノにした。
この結果、日本はウズベキスタンを8-0で撃破した北朝鮮と決勝(6日)で激突。勝てば前回大会(2018年インドネシア・パレンバン大会)に続く2大会連続、通算3度目の大会制覇となる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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