橘田健人が値千金ミドル弾! 川崎が韓国・蔚山現代を1-0撃破…ACLグループ2連勝
ACLグループ2戦目、ホームで蔚山現代と対戦
川崎フロンターレは10月3日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)第2戦で蔚山現代(韓国)をホームに迎え撃ち、試合終了間際にMF橘田健人の弾丸ミドルで決勝点を挙げ1-0の勝利を収めた。
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ともに初戦を勝利した両者は、このグループの首位通過を争うとみられる。このACLで川崎と蔚山は過去に9回も対戦した因縁を持ち、川崎から見ると1勝4分4敗、引き分けには1つPK戦での敗戦を含むという天敵。前回大会でもグループステージで同居し、1分1敗で敗退に追い込まれた。蔚山は現役時代に柏レイソルなどでプレーした元韓国代表ホン・ミョンボ氏が監督を務め、前線には昨季まで浦和レッズでプレーしたMF江坂任がスタメンに入った。
開始早々に川崎のFWマルシーニョと蔚山のDFキム・テファンが対立して不穏な空気が流れる立ち上がりだったが、川崎がFWレアンドロ・ダミアンにボールを集めながら攻撃回数を増やしていった。しかし、どちらのチームも決定機と言えるほどのビッグチャンスを作り出すには至らず0-0のままハーフタイムを迎えた。
後半も川崎が攻撃回数を増やすなかで後半13分、自陣からのカウンターでL・ダミアンとマルシーニョが連続ワンツーで一気に突破していったが、マルシーニョはシュートまで持ち込めそうな場面でパスを選択。これにダミアンが追い付いてこられずにビッグチャンスを生かせなかった。さらに後半21分位は敵陣でのボールカットから素早くダミアンに渡し、ペナルティーエリア内で相手を1人かわしたダミアンが右足シュートを放つもGKに足で弾かれゴールならず。川崎は立て続けに得点機を逸してしまった。
その後もボールポゼッションを高く攻撃した川崎だが、なかなかゴールを奪えない。それでも川崎は後半44分、クロスからゴール正面でボールをキープするとうしろに丁寧なパス。そこに走り込んできた橘田が右足で豪快なミドルシュートを蹴り込んでゴール。値千金の一撃で1-0の勝利を収めた。川崎は因縁の蔚山に勝利を収めグループ首位に。両者は最終戦を蔚山のホームで戦うだけに、この勝ち点差を維持していきたいところだ。